神戸市東灘区にある「住吉山手の家」はH+M atelierの自宅兼アトリエです。
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六甲山の裾野の谷間のこの敷地は、霧が出やすく、夏には涼しい風が吹き上がってきます。
草木が生い茂り、ここだけ取り残されていたこの土地になんだかとても惹かれ、
この環境を生かすように、風が通り抜ける開放的な家を計画しました。
外構は風致地区である周辺環境に配慮して、傾斜地の多い神戸ならではの古い御影石の石積み擁壁を残し、外壁の米杉板に塗った柿渋塗装は年月を経て濃く飴色になってきました。
床の墨入りモルタル、壁の紙クロスもクラックや色褪せが出ています。
そんな経年変化にここでの月日を想い、手を入れながらの暮らしを愛おしく感じています。
「ずっと、この家で暮らしたい」
そう思いながら暮らしています。
■物件名 住吉山手の家
■所在地 兵庫県神戸市
■構 造 木造2階建て
■床面積 延床 98.28㎡
H+M atelier | エイチプラスエムアトリエ
兵庫県神戸市にある建築設計事務所です。
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